【芸能マネージャーの仕事】1日のスケジュールから給料、就職のポイントまで解説!

この記事の監修者

蓜島
蓜島キャリアアドバイザー

埼玉県出身。

芸能プロダクションのマネージャーとして7年間勤務。



その後、株式会社エイスリーに入社し、「エンタメ業界支援事業部」に配属となる。

芸能プロダクションでの多岐に渡るマネジメント経験を基に、エンタメ業界への転職を志望される方の疑問や不安などを幅広く解決していけるように全力でサポートさせていただきたいと思っています。

芸能マネージャーは激務?その具体的なスケジュールとは

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芸能界は激務である、と言われています。ロケや撮影が深夜に及ぶこともありますし、過酷な状況でイベントを行わなければならないことも多々あります。
これらは、少しでも芸能界での仕事に関わったことがある方ならご存じかと思いますが、事実です。芸能界の職種の中で離職率が高いのはそれを示しています。

そして、タレントさんを補佐する芸能マネージャーも同様に過酷な仕事です。ですがそのなかにも、ほかにはない楽しみがあったり、やりがいがあったりします。

ここでは芸能マネージャーのスケジュールをはじめ、さまざまな業務を確認していきましょう。

芸能マネージャーの1日の例

【05:00】タレントAと現場へ出発
【06:00】ロケ地入り(首都圏でロケ)、撮影準備
【06:30】撮影立ち会い
【09:30】撮影終了
【10:00】タレントAとともにロケ地出発
【11:00】タレントAを自宅へ送迎
【11:30】自社の事務所へ出社(社用車の返却も含む)
【12:00】タレントBの収録へ同行
【12:45】タレントBとともに放送局到着
【13:00】打合せへ参加、あいさつ回りも兼ねる
【14:00】収録立ち会い
【16:00】収録終了し、タレントBのみ送り出し、自分は残って打合せ
【16:15】打合せしつつ遅めのランチミーティング(食事+雑談+売り込み)
【17:30】放送局内で顔出し+挨拶まわりしつつ、上位職者がいれば新人の売り込み
【18:00】別の収録現場へ移動しつつ、空き時間で適度に休憩
【19:00】タレントCの収録立ち会い
【21:00】収録終了し、タレントCを送り出し
【21:45】自社の事務所へ帰社
【22:00】事務作業・報告書の作成や翌日以降のスケジュール資料準備
【23:00】帰宅、翌日の準備をしてから就寝
(明日は9時から収録立ち合い)

上記は、比較的多くの収録立ち会いを行った日です。収録1件が1日かかることもありますし、もっと細かくたくさん入る日もあります。
自分で予定を立てるというよりも、担当するタレントさんのスケジュールにあわせて立ち会いスケジュールを決め、その間を縫ってほかの雑務を行ったり、顔をあわせた業界人に売り込みを行ったりする、というイメージでしょう。

芸能マネージャーの上記スケジュール以外の仕事内容

上記のスケジュールでもたまに現れましたが、担当タレントの売り込みは重要な仕事です。収録に立ち会う「ついで」で売り込みを行うだけでなく、売り込みを行うためにアポイントを取ることもあります。

また、タレントの売り出し方を社内で協議したり、タレントに足りない経験を補う育成の計画を行ったりもします。

タレントのインタビューやコメントがあれば校閲したり加筆修正したりすることもあります。タレントの世間でのイメージを左右する、重要な仕事です。いわゆる「事務所NG」が何に当たるのか、その判断は担当マネージャーが下していることが多いのです。

もう少し職位が上がっていけば、自社のマネージャーを統括したりマネジメントを行ったり、抱えている有名タレントのプロデュースを行うこともあります。

 

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芸能マネージャーの給料は?平均年収や昇給の方法

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芸能マネージャーの平均年収

芸能マネージャーは、それほど高い給与というわけではありません。

・20代前半の年収: 200万円~250万円
・20代後半の年収: 250万円~350万円
・30代前半の年収 :300万円~400万円
・30代後半の年収:400万円~450万円
・40代以降の年収:400万円~役職しだいで600万円ほど
上記は中堅程度の事務所の例です。大手芸能事務所であれば、プラス50万円~100万円ほどされるイメージです。もっと小さい事務所の場合、上記より年収が下がることもあります。
日本のサラリーマンの平均年収がおよそ400万円と言われているので、しばらくは平均年収よりも低い状況が続きます。
収入以外のやりがいを見つけられなければ、続けていくのは難しいでしょう。

担当タレントの成功が自分の収入アップにもつながる

芸能マネージャーは、会社にもよりますが、インセンティブが設定されていることがあります。
自分が担当しているタレントの営業に成功し、出演が決まった際、その契約料金のうち数%がインセンティブとしてマネージャーに支払われるのです。
%の割合は会社によって決まっていますし、一定の金額以上の大型案件でなければ発生しなかったり、新規契約の場合のみと決まっていたりする場合もあります。

それほど多くはありませんが、敏腕の芸能マネージャーのなかにフリーのマネージャーも存在しています。そのような方たちは、マネージャー契約による定期収入よりも、この営業フィーによる収入を目当てにしていることも多いのです。

チーフマネージャー・シニアマネージャーなど職位を上げることで収入もアップ

前項で示した年収例ですが、これは年次が上がったから年収が上がったというわけではなく、できることが増え、成果が上がったから年収が上がったという結果です。
いくら能力があるとはいえ、40代以降ではどうしても収入面は停滞してしまいます。

1日1件の営業しかできなかった新人時代であれば、効率化することで1日3件まで営業ができるようになるのは容易なことです。ですがどんなに効率化をしても、20件、30件にすることは不可能です。いつか「仕事を効率化できる限界」が来てしまうのですが、それがだいたい30代後半から40代頃なのでしょう。

これを打破して収入を上げるには、役職をもつことによる手当を狙う必要があります。

マネージャーを統括したりマネージャーのキャリアをマネジメントしたり、あるいは有名タレントを安心して任せられる技量を得たり、タレントプロデュースやコンセプト設定に近い仕事を任されるようになったりと、上位役職はいくつかあります。
会社によって呼び方は異なりますが、チーフマネージャー・シニアマネージャーといった役職です。

芸能マネージャーになるには?各応募方法の就職・採用事情

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中途採用:現職の経験をどう活かせるかを伝える

芸能業界やエンタメ業界での経験があるなら、その経験を生かしてキャリアアップや転職を行うことは比較的容易です。

問題となるのは未経験の場合です。未経験だとしても中途採用であれば、「即戦力」を求められるためです。
その際に重要となるのが、「現職(前職)の経験をどう活かせるか」です。
例えば、アルバイトでも良いので部下を数名もっていた場合、マネジメントスキルが磨かれていたはずです。文字通り、マネジメントスキルはマネージャーにとって必須なスキルであるため、アピールポイントとして十分でしょう。
ほかにも、スケジュール管理や営業スキルなど、「今もっている能力をどう活かして即戦力になれるか」を話すことをイメージするとうまくいくと思います。

募集の件数自体はある程度あるため、条件を絞らなければ応募先に困ることはないでしょう。

新卒採用:大手事務所にもチャンスありだが、職種事体の門戸は狭い

転職でいきなり大手事務所に入社するのは難しいですが、新卒であれば別です。
新卒採用ではポテンシャルを見てもらえるため、学歴が高い、何か秀でた経験がある、といったアピールポイントがあれば、大手事務所に入社することも可能です。その点は、ほかの大手企業への新卒入社と同じだと考えて間違いありません。
ただし、そもそも新卒向けの芸能マネージャー募集はそれほど多くないことは覚えておきましょう。
小さな事務所だったりすると、そもそも新人を育成するような時間的余裕がなかったりすることも良くあります。自然と、すでに社会人としてのマナーを身に着けた転職者に向けた募集が多くなるのです。

驚きは特にないかもしれませんが、普通の大手企業へ応募する際と同じように選考対策をしておくのが無難です。
・学生時代に力を入れてきたことと、それをどうマネージャーとして活かすのか。
・芸能界を好きな理由と、仕事にしたい理由。
・なぜこの事務所が良いのか。
上記を話せるようになっておくことは、最低限必要です。

インターン採用:ほとんど開催されていないがゼロではない

大学生のうちに参加できるインターンは、芸能事務所ではほとんど行われておりません。激務であることや絶対にミスできない業務であること、覚えなければならないことが多いためです。

ですが、稀に一部の業務を体験できる短期インターンなどが募集されていることはあります。就活サイトなどで小まめにチェックしてみると良いでしょう。

未経験からマネージャーへ就職するための成功する3つのポイント

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①運転免許は必須なことが多いが、ほかは学歴・資格も関係なし

タレントさんの送迎を行うことも多いため、普通自動車の免許は持っておいたほうがいいでしょう。さらに、運転する機会が多いため、ある程度運転に慣れておく必要もあることは覚えておきましょう。

もし免許がなかったらあらかじめ取得しておき、運転経験が浅いならレンタカーでも良いので運転に慣れておきましょう。

しかし、それ以外に必要な資格や学歴はありません。
ある意味、目立った資格・学歴が不要でも華やかな業界で活躍でき、インセンティブによっては高額な報酬を目指せることもあるという、珍しい職種でもあるのです。

②「即戦力」となれる理由を、現職でのエピソードでアピール

一般社会を経験していないタレントさんもいるため、意外と「時間を守る」「約束を破らない」「あいさつができる」という、よくあるビジネスマナーを身につけていることが重宝されることもあります。ですが、それだけでは不十分です。

それらに加えて、現職・前職で身に着けてきたスキルが、いかにマネージャーとして役に立つか、という点もアピールしておきましょう。
記事のなかでお伝えしてきた通り、「即戦力」が求められるような世界だからです。

納期を守ってきた、スケジュール管理力がある、部下に指示を出していた、営業で案件を獲得した、接客でお客さんに気に入られた……。
多少はこじつけでもいいので、芸能マネージャーとしても活用できるスキルをもっている、ということを、エピソードと一緒にアピールましょう。

③情熱とビジネス感はバランスよく志望動機に盛り込む

こちらも何度かお伝えしているのですが、マネージャーはハードな仕事で、給与も初めはそれほど高額ではありません。
高いモチベーションがないと、続けることができないのです。
何か芸能界に関する強い憧れや原体験のようなモノを話せるようにしておきましょう。好きなタレントさんがいるという程度では、選考で弾かれてしまうことが多いです。

また、芸能界への情熱があるだけでなく、しっかりと「ビジネスとして」捉えている点もアピールしておくことが重要です。
よくある例では、前述の「即戦力となれる理由」とからめて「思い入れのある業界で働きたいと考えており、そこで活躍できるスキルも身につけていると気づいたから」といったものが挙げられます。
情熱があるだけなら、ただの熱心なファンでいれば良いだけです。そうではなく、なぜ転職してまで芸能界で働きたいのか、芸能界で仕事をしたいのかを説明できるようにしておきましょう。

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