ライブ配信とは?ライブ配信市場が拡大している背景について解説

この記事の監修者

志土地
志土地キャリアアドバイザー

番組制作会社に新卒入社後、リサーチ会社に転職。
長年、テレビ番組などで扱う情報や映像などのリサーチャーとして勤務。
働く中で、エンタメ業界で人材が流動的なのを目の当たりにしたことをきっかけに、
エンタメ業界で働きたい方・業界内の転職を考えている方の転職サポートをしております。

 

近年、ライブ配信サービスが普及し、あらゆるジャンルで視聴する機会が増えています。そのため、ライブ配信に携わる人材の需要が高まっています。

そこで本記事では、ライブ配信とはどのようなものか、市場が拡大している背景、ライブ配信市場に携わる主な職種について解説します。ライブ配信の仕事への転職を検討している人や転職を目指す人は、ぜひ参考にしてみてください。

ライブ配信とは?どういうサービス?

近年、動画配信ができるプラットフォームにおいて、ライブ配信が注目されています。ここでは、ライブ配信とはどのようなものか、収益の仕組みとともに解説します。

リアルタイムでネットを経由して配信されるサービス

ライブ配信とは、インターネットを経由して、生放送(ライブ)形式で動画などが配信されるサービスのことです。ユーザーは、サーバーへアクセスすることで、視聴することができます。チャット機能を活用することで、配信元とユーザーとがコミュニケーションを取れることが大きな特徴です。

交通情報やスポーツ中継から音楽ライブやお笑いといったエンターテイメントまで、さまざまなシーンで活用され、日本だけではなく、世界各国で開催されるイベントもリアルタイムに視聴できるようになりました。

【収益の仕組み】ライブ配信の主な収入源は投げ銭

ライブ配信における主な収入源は、「投げ銭」と呼ばれる、配信プラットフォームを通じて、視聴者が直接的にお金を支払ったり、配信で使用できる有料アイテムなどの購入による収益がメインになっています。

これらの収益は、換金する必要があります。ライブ配信者は、配信プラットフォームから報酬をもらうという仕組みです。配信プラットフォームによって、還元率や手数料は異なります。還元率が高くても手数料も高く設定されている場合もあるため、還元率が高いことが、収入も増えるとは一概にいえないのです。

ライブ配信の初心者でも、収入を得ることはできます。投げ銭ではなく、利用する配信プラットフォームから、配信するたびにポイントがもらえるという仕組みです。

YouTubeでライブ配信した場合の主な収入源は、広告と課金があります。具体的には、以下のようになります。

  • YouTube動画の再生回数に応じた広告収入
  • YouTubeの投げ銭(スーパーチャット)
  • タイアップ動画による広告収入
  • グッズの販売

YouTubeのパートナープログラムを利用すると、広告収入は動画再生1回につき0.05〜0.1円です。企業がYouTubeに支払っている広告料の一部を、動画の再生回数に応じて、投稿者がもらうという仕組みです。

YouTubeの投げ銭とは、ライブ配信中に視聴者が配信者に対して送金できる機能のことです。1日に送金できる金額は100円~50,000円となっています。

タイアップ動画による広告収入は、企業から依頼されて商品などを宣伝して、リンクに貼ることで得ることができます。収入は案件のジャンルや登録者数によって異なります。人気があるYouTuberほど稼ぐことができる仕組みです。

 

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ライブ配信市場が拡大している背景

ライブ配信市場は、近年急激に拡大しています。それは一体なぜなのでしょうか。ライブ配信市場へ転職を考えているのであれば、関心がある人も多いでしょう。ここでは、ライブ配信市場が拡大している背景について解説します。

インターネット回線の高速化による高画質・高音質なライブ配信の実現

2020年3月から、都市部を中心に5G(第5世代移動通信サービス)を活用したサービスの提供が始まりました。5Gが本格的に導入されると、多数同時接続やネットワークでのタイムラグを極めて小さく抑えることができ、配信される画質や音質も大きく向上します。

株式会社ドコモは、VR技術を用いた全天周(360度)8K映像のライブ配信・視聴システムを世界で初めて開発しました。2020年3月から、本格的な5G時代に先駆けて、「8KVRライブ」を提供しています。ライブ会場に設置した360度カメラからの映像をリアルタイムで配信するというものです。

5Gの普及により、8K高画質・高音質なライブ配信が行われるようになれば、ライブ配信市場はさらに拡大していくことが予測されます。

若年層を中心としたライブ配信の視聴・配信の増加

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査によると、ライブ配信機能の視聴経験がある人は、15~19歳:69.4%、20代:51.6%、30代:41.5%と、約半数を占めています。

また、配信経験がある人は、15~19歳:35.7%、20代:27.2%、30代:19.9%と、視聴経験を有する約半数に配信経験があるといえます。利用者全体のライブ配信の視聴頻度は、17.9%が毎日、66.2%が1週間に1回程度以上視聴しています。そのうち、約半数は1週間の平均視聴率が1時間以内です。

ライブ配信が普及し、強い興味を持っていることが明らかになりました。今後さらにライブ配信市場が拡大していくと考えられます。

ライブ配信のプラットフォームの普及よって配信者も視聴者も増加

ライブ配信のプラットフォームが多数登場したことで、一般の人でも、容易に配信ができるようになっています。

ライブ配信プラットフォームは、YouTubeやFacebook、Twitter、LINE、InstagramなどのSNSやZoom、YouTube Live、ツイキャス、Twitch、SHOWROOM、17Liveなどがあります。

ライブ配信に関する特別な知識がなくても、ライブ配信のプラットフォームを利用すれば、手軽に配信することができます。さらに、多くの場合、無料で利用でき、収益化できることが魅力です。

視聴者からの投げ銭で成り立つ収益システムや、ライブ配信者の育成やサポートをする役割も備えています。なおかつ、視聴者と双方向のコミュニケーションを取れることが、配信者と視聴者を増やすことにつながり、ライブ配信市場を今後も拡大させていくと予測されます。

ライブ配信市場に携わる主な職種

ライブ市場は急拡大しており、今後もさらに拡大していくことが予測されます。その場合、今以上にライブ配信に携わる仕事への需要も高まることになるのです。そこで、ライブ市場に携わる主な職種をご紹介します。

プロデューサー/ディレクター

動画コンテンツを制作するためには、全体を把握して統括・監督するプロデューサーやディレクターは、欠かせない存在です。ライブ配信の魅力を最大限に引き出す戦略が求められ、マネジメントなど豊富な知識が必要になる仕事です。

動画制作クリエイター

動画制作には、さまざまなクリエイターの仕事があります。カメラマンと照明、音響などがあり、それぞれの専門職が担当します。取り直しのできないライブ配信だからこそ、的確な判断力と集中力、臨機応変な対応力が求められる仕事です。

Webエンジニア

スタジオやコンサート会場で配信する際の機器の選定から設置、操作、トラブル対応まで、幅広い業務をこなす仕事です。ライブ配信に万全の準備をしていても、トラブルに見舞われる可能性はあります。専門的なスキルと冷静な判断力、行動力が求められます。また、動画配信関連システムの設計、構築、運用を行うこともあります。

未経験からライブ配信市場の仕事に転職するには?

ライブ配信市場に携わる人材の需要は高まっており、職種によっては未経験者の採用も活発に行われています。未経験から動画市場の仕事に転職する方法をご紹介します。

①専門学校やスクールに通う

未経験から、ライブ配信市場の仕事に必要な知識や技術を体系的に学ぶなら、専門学校やスクールに通うことが近道です。通学する時間がないという人には、オンラインでのスクールがおすすめです。スキル不足や新たなスキルを身につけたい人にとっては、自分で可能な限りスキルアップしてから転職活動をした方が、より就職先を選ぶ際の幅は広がるといえるでしょう。

②未経験歓迎の求人が探せるサイトから応募する

未経験者歓迎の会社に入社して、アシスタントとして働きながら、必要な知識やスキルを学ぶ方法があります。ただし、未経験歓迎という背景には人手不足が考えられるため、給料や労働条件(非正規雇用)など希望通りでないケースもあるかもしれません。経験を積んでステップアップしていくという前向きな心構えが大切です。

③転職エージェントを活用する

詳細な情報を集めないと、なかなか転職に進めないということもあるでしょう。その場合には、ライブ配信市場に精通した転職エージェントの活用が向いています。個人では収集できない業界の情報入手や履歴書・職務経歴書の作成など転職対策ができますから、自信を持って一歩を踏み出せるでしょう。

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