憧れのアニメ業界に転職したい方へ。アニメ業界内のさまざまな職種や仕事内容から、リアルな働き方まで一気にご紹介!

この記事の監修者

蓜島
蓜島キャリアアドバイザー

埼玉県出身。

芸能プロダクションのマネージャーとして7年間勤務。



その後、株式会社エイスリーに入社し、「エンタメ業界支援事業部」に配属となる。

芸能プロダクションでの多岐に渡るマネジメント経験を基に、エンタメ業界への転職を志望される方の疑問や不安などを幅広く解決していけるように全力でサポートさせていただきたいと思っています。

アニメ業界への転職で就くことができる職種とは?

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原画マン

アニメーションとは、ご存知の通り何枚もの画を連続で表示することで、まるで動いているかのように見せる撮影技法です。

この「画」を制作する職種は、アニメーターと呼ばれています。

原画マンは、そのアニメーターの一種です。
絵コンテ、レイアウト、設定資料などをもとにして、原画を制作する仕事を担っています。

アニメ監督・アニメディレクターや演出と打ち合わせをしながら、シーンの意図を汲み取った見せ方を考えつつ、原画を描いていきます。

動画マン

動画マンもアニメーターの一種です。

日本のアニメでは、通常、1秒間の動画に8枚の画が使われています。原画マンが各シーンの画を描きますが、8枚分のすべての画を描くわけではありません。

動画として成立させるために、原画と原画の間を埋めるための画を描くのが、動画マンの仕事です。

アニメーターになると、まずは動画マンを経験することが一般的です。原画マンが描く、技術の高い画を参考にして、動画を描きながら実力をつけていき、少しずつ昇格していきます。

動画マンは、制作現場においてスタート地点にあたる職種といってもいいでしょう。

キャラクターデザイナー

登場キャラクターに関する、詳細な衣装設定などのデザインを行います。
各キャラクターについて三面図を描くことが一般的です。場合により、色指定も行います。

たとえ原作ありのアニメだったとしても、そのままのデザインではアニメーションとして動かしにくかったり、「靴の裏」「服の内側」など、設定が決まっていない箇所があったりします。

それらをアニメーションに適したデザインに変更、決定し、チーム全体で共有できる設定画として描き起こすことが、キャラクターデザイナーの仕事です。

オリジナルアニメであれば、プロデューサー、監督、演出、脚本などと打ち合わせを行いながら、ストーリーに適したキャラクターを、いちからデザインすることもあります。

アニメ音響

できあがったアニメ動画に音声を入れる作業全般を担当します。「MA」や「ダンピング」と呼ばれる工程です。

環境音やサウンドエフェクト、BGMなどを入れるほか、声優さんの音声収録と、声を入れる作業も行います。

場合によっては、声優さんの声も「音響の一部である」と捉えられる現場もあります。そのような現場では、音響監督が声優のキャスティングから演技指導まで行うこともあります。

アニメディレクター/アニメ監督

制作現場において作品のクオリティに責任をもち、制作チームを統括する役割を担っています。アニメーターたちを統括し、適宜修正などの指示出しを行う職種です。

「アニメディレクター」と「アニメ監督」は、企業ごとに呼び方が異なっているだけで、基本的には同じ職務を担っています。

「アニメ監督」と呼ぶ会社の場合、上位職として「総監督」を置く場合もあります。

アニメプロデューサー

作品のクオリティに責任を持つのが、アニメディレクター・アニメ監督で、それとは対照的に、アニメ制作のビジネス的な成功に責任を持つのが、アニメプロデューサーです。

制作人員の確保や割り当て、資源・資材の確保、予算の試算や資金調達などを行います。企画の上流に位置する制作会社の場合、企画の発案をプロデューサーが担っていることもあります。

また、スケジュール調整や各作家の家を回って画を回収するなど、あらゆる雑務を一手に担う「制作進行」という職種がありますが、この職種を統括しているのもプロデューサーです。

アニメ業界への転職は実務経験が求められる

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業務経験や専門学校等での知見が求められる

アニメの制作現場は、常に人手不足とハードワークと戦ってきました。近年では環境が改善されていますが、それでも、即戦力が求められていることに変わりはありません。

アニメ業界での制作経験や、専門学校で学んできた経験は、転職の際に重視されます。

制作技術がどの程度あるかという点はもちろん重要ですが、アニメ制作のフローに関する知見があるかも関係してきます。
アニメは、あまり一般的に知られていない、少し特殊なフローで制作されています。どのようなフローで制作が進むのか、どういった業務の進め方をするのかについても知っておいたほうが、スムーズに制作現場に馴染むことができます。制作の流れを知識として知っていると、選考でも有利に働く可能性があります。

未経験でアニメ業界の仕事に就くことができるケース

業界での就業経験や、専門学校での知見がないからといって、諦めることはありません。未経験でも、アニメ業界の仕事に就くことは可能です。
いくつかパターンがありますが、代表的な2つの事例をご紹介します。

デッサン力やデザインスキルを持っている

アニメの世界は、実力主義が顕著な世界です。年次や経験に関係なく、実力があれば評価されます。
制作現場の一員として働き始める際、多くの方がアニメーターの動画マンからスタートします。しかし、アニメーター全員が過去に制作経験があるかというと、そうとも限りません。
アニメーターとしての実力は「良い画を描けること」であるため、元々アニメが好きで、独学で画を描いていたという方が採用されることも珍しくないのです。

高いデッサン力やデザインスキルをもっていれば、成長の可能性も加味して、評価してもらえます。そのため、未経験でもスキル的に満たされていれば、アニメの仕事に就くことは可能です。

制作管理系の職種に挑戦する

アニメ業界には、現場で画を描かないタイプの職種もあります。
スケジュールの進行管理をはじめ、各所で発生するさまざまな細かい業務を担う「制作進行」という職種が代表的です。

制作進行でキャリアアップしていけば、制作進行を統括する「制作デスク」になり、そして最終的には、アニメプロデューサーへの道も拓けていきます。

未経験の方は、このような制作管理系の職種を目指してみるのも手段の一つです。

アニメ業界に転職する際に注意したいポイント

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①一般企業に比べて給料が低く激務なことが多い

テレビ番組の制作会社と同様に、テレビ放送に穴を空けるわけにはいかないため、アニメ制作も締め切りに追われ、ハードな業務になりがちです。
締め切り直前は、残業時間がかなり増えてしまう、という会社も少なくありません。

また、アニメ業界全体の平均年収は、約300万円より少し多い程度である、といわれています。
これは、日本のサラリーマンの平均年収が約400万円といわれているため、それよりも100万円ほど少ない計算になります。

働き始めのうちは、給与も最低限かつ自分の働くペースが掴みにくく、給与が低く激務である、と感じる機会が多いかもしれません。

②スキルをアピールするためにはポートフォリオの準備が必須

制作系の職種を目指すなら、ポートフォリオの準備は必須です。

経験・未経験に関わらず、自分の技術力が分かる画像を数点用意し、かかった制作期間や使用ツールと共に示しておきましょう。

特に未経験者にとっては、ポートフォリオは、自分のスキルをアピールできる数少ない機会の一つです。自分が持つ技術を余すことなく伝えられるよう、いくつかの作品を提出するようにしましょう。リアルな絵柄、アニメ画、全身像、背景、静物など、複数のパターンを用意しておけば、自分の得意分野も伝えることができます。

学校で学んでいた方や業界経験者なら、今まで制作に関わってきた作品と、プロジェクトの規模も追加しておきましょう。

③未経験の場合は就職しやすいエージェントを利用する

スキルを十分に身につけていても、それでも「スキルがある未経験者」と「スキルがある経験者」では、経験者が優遇されることが多いのは事実です。

なかなか転職先が見つからないなら、そんなときは実績がある転職エージェントを利用してみるのも手です。
実は、未経験者を積極的に採用している会社や、新人を育成することに力を入れている会社はいくつも存在しています。しかし、それを求人サイトの情報だけで探すのは困難です。

そこで、業界の事情に詳しく、未経験者の転職支援を成功させてきたエージェントを使って、そのような未経験でも就職しやすい企業を紹介してもらうのです。
1社だけに絞って利用することもできますが、できれば複数社を平行して利用すると、転職に成功する確率は高くなるでしょう。

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