アニメーション制作会社へ転職するために押さえておくべきポイント

この記事の監修者

蓜島
蓜島キャリアアドバイザー

埼玉県出身。

芸能プロダクションのマネージャーとして7年間勤務。



その後、株式会社エイスリーに入社し、「エンタメ業界支援事業部」に配属となる。

芸能プロダクションでの多岐に渡るマネジメント経験を基に、エンタメ業界への転職を志望される方の疑問や不安などを幅広く解決していけるように全力でサポートさせていただきたいと思っています。

 

アニメーションが完成するまで、どのような工程を踏むのでしょうか。それぞれの工程において、専門の技術を持った職種が携わっています。アニメーション制作会社の仕事内容や転職に必要となるスキル、仕事を探す方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

アニメーション制作会社の仕事内容とは

アニメーション制作会社の仕事に就きたいけど、制作の流れが分からず不安という人もいるでしょう。そのような場合には、工程全体の流れを押さえておくと、自分が働きたい仕事内容が明確になります。

アニメーション制作の流れ①:企画

企画とは、制作が開始される前段階のことです。作品のテーマやコンセプトを元に構成、台本、絵コンテを作成します。ターゲットの設定、掲載する媒体は何か、宣伝の方法、制作の予算とスケジュールなどが決められます。

アニメ業界のほとんどは複数の企業に出資してもらう製作委員会が企画全般を担っています。実際の制作は下請けとなるアニメーション制作会社が行うのが実情です。製作委員会方式では、企画の段階からアニメーション制作会社が関わることは、出資をしない限りほとんどありません。

アニメーション制作の流れ②:制作開始

アニメーションの元となる素材を作っていきます。原画・動画・背景美術・着彩・音響制作を経て、撮影をするまでが制作の工程です。

原画

絵コンテやレイアウトの指示をもとに、キャラクターの動き始めから終わりまでの各カットを描きます。また、キャラクターの他に自然物などの背景原画の作成も行われます。

タイムシートが作られ、原画と原画の間に何枚の動画を入れるか、静止画のカット数など動画担当のアニメーターに詳細な指示をします。

動画

最終画面の絵になるよう、原画を清書し、タイムシートの指示に従って原画と原画に絵を入れ、連続した動きを完成させます。キャラクターの表情など細部まで、原画の意図に沿うように作成する重要な工程です。

この工程と並行して、背景美術の担当者は背景原画をもとに実際の背景を描きます。

着彩(仕上げ)

完成した動画をパソコンに取り込みデジタル化して、着彩する工程に入ります。着彩は、色彩設計をもとに作成された色見本を使って、カットごとに色を塗っていきます。

音響制作

音響制作の仕事は、音楽(BGM)の選定、効果音の作成、ナレーションや声優の収録を行い、音フィルムを制作することです。既成の音楽を使うこともあれば、作曲家に依頼することもあります。

撮影

何千枚といわれる動画を合成して、アニメーションフィルムを作り上げます。以前は1枚ずつカメラに収めて動画を作られていたので、撮影という言葉が慣例として使われていますが、実際には各素材を専用のソフトで合成します。

アニメーション制作の流れ③:試写・編集・納品

撮影されたアニメーションを納品するまでの最終段階が試写と編集です。

試写・編集

動画と音・音楽を合成した後に、それらのバランスがとれているか、動画と音・音楽が合っているかなどを確認して、必要に応じて編集されます。

納品

最終チェックを経たものが完成品として納品されます。

 

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アニメーション制作会社の職種と仕事内容

ここでは、アニメーション制作における代表的ともいえる5つの職種と仕事内容を紹介します。

アニメーション作画監督:制作現場の統括をする人

アニメーション制作における全ての工程に関わります。チーフアニメーターと呼ばれることもあります。特に、作画のチェックや修正、制作現場の進捗管理や調整を行うことが主な仕事になります。

アニメーター:作画をする人

アニメーターには3種類あります。動きの各カットとなる絵を描く原画マン、原画と原画の間に絵を描く動画マン、作画監督です。

背景美術:背景を描く人

キャラクター以外は全て背景美術が描きます。アニメのイメージを線画する美術設定、美術設定に彩色した美術ボードを作成します。これらをもとにして、背景画を描きます。

着彩:絵に色を塗って絵を仕上げる人

キャラクターに関する色を決める彩色設計、原画の色を指示する色指定、実際の色を塗るペインター、仕上がった色が指示通りに塗られているかをチェックする仕事を行います。

撮影:動画を合成する人

制作された絵を、決められたタイミングで合成し1つにまとめます。撮影には2種類あり、仕上げ段階の本撮と、仕上げ前の段階の線画を撮影する線撮です。

熱意だけでは足りない! アニメーション制作会社に求められるスキルとは?

アニメーション制作の仕事には、どのようなスキルが必要なのでしょうか。転職の自己PR ポイントとしても押さえておきたい内容ですから、確認しておいてください。

アニメーション制作に関する専門的知識

アニメーション制作の仕事は、各工程ごとに特化した専門的な知識が求められます。そのため、それぞれの仕事について、最新情報を積極的に学び、知識を深めていかなければいけません。

始めのうちは原画を描く仕事をして、絵コンテやレイアウトを描く仕事へと範囲を広げていくことも必要です。このように同じ職種に関連した仕事に関する知識を、積極的に学ぼうとする姿勢も必要といえるでしょう。

意図を汲み取るコミュニケーション能力

アニメーション制作は、各工程ごとに出される指示書の意図を汲み取って、理解することから始まります。同じ職種同士で指示内容を共有して仕事を進めるためには、コミュニケーション能力は必須です。

また、違う職種とも連携しなければ仕事を回していくことができません。制作チームがそれぞれに工程を分担してスムーズに行うためにも必要な力となります。

効率的に制作するためのスケジュール管理能力

アニメーション制作は、決められた納品期日までに完成させられるよう、スケジュールを管理する能力が重要になります。常に進捗状況を確認しながら進めることと、いかに作業効率を上げていくかを同時に考えることが求められます。

アニメーション制作会社の仕事を探す方法

アニメーション制作会社の公式ホームページで探す

転職したいアニメーション制作会社が決まっているのであれば、その会社の公式ホームページで募集があるか確認しましょう。既に募集が終了している場合があるので、直接問い合わせておくことも忘れずに行ってください。

未経験歓迎の求人が探せるサイトから応募する

求人サイトでは、自分が希望する求人を検索することができます。アニメーション制作会社の職種・年収・勤務地など希望の条件に絞って検索して、応募もWebサイト上でできるので、かかる手間が比較的少なく、自分のペースで進めることもできます。

求人サイトに求人条件を設定しておくと、新着情報が届くため、情報を集めるには効率的といえるでしょう。

アニメーション制作に関する業界に精通した転職エージェントを活用する

転職エージェントは、登録すると無料での転職相談があり、希望に沿った求人紹介から面接の調整、給与交渉など入社までのサポートをしてくれます。

転職をすべきか悩んでいるという人は、アニメーション制作に関する業界に精通した、転職エージェントに相談してみるとよいでしょう。会社別・職種別への対策が必要だからです。迷っている段階から相談できるので、気軽に転職活動ができます。

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