音楽業界の年収は?職種と就職方法について解説

この記事の監修者

蓜島
蓜島キャリアアドバイザー

埼玉県出身。
芸能プロダクションのマネージャーとして7年間勤務。
その後、株式会社エイスリーに入社し、「エンタメ業界支援事業部」に配属となる。
芸能プロダクションでの多岐に渡るマネジメント経験を基に、エンタメ業界への転職を志望される方の疑問や不安などを幅広く解決していけるように全力でサポートさせていただきたいと思っています。

音楽業界の年収は職種によって異なる

アーティスト|平均はアーティストの活動形態によって様々

活動形態も様々なアーティストは年収の平均を出すことが難しいのですが、売れている状態なら年収1000万円を軽く超えるでしょう。

しかし、売れていないアーティストであれば10万円を下回ることも珍しくありません。
また、他のアーティストのライブやレコーディングのサポートを掛け持ちしている人で、年収は300~400万円ほどだといわれています。

制作関係|平均年収480万円から530万円

製作関係も幅広いため、今回は効果音やBGMなどの作曲を手がけるサウンドクリエイターの年収をみてみましょう。

平均は、505万円となっており、平均年収は480万円~530万円を推移しています。

この辺りも勤める企業や働き方によって大きく変動するのですが、サラリーマンの平均年収よりは高い水準であるようです。

ステージ・イベント関連|平均年収640万円から730万円

ステージやイベントを企画、運営するイベントプランナー・イベンターを例にご紹介します。

大手なら電通が代表的ですが、会社として対応するイベント規模が大きいこともあって、電通の平均年収は1000万円を超えています。

対して、小規模イベントの企画をメインで手がけている企業もあり、そうした企業は大きく年収が下回ることになり、それらを平均すると年収は640万円~730万円ほどと予測されます。

メディア関連|平均年収776万円から1510万円

メディアの代表格、テレビを例にご紹介します。

大手テレビ局であるフジテレビの場合、年収の中央値は大体882万円となっており、年収推移は776万円〜1510万円とのことです。

YouTubeの台頭などによって視聴率が下落の一途を辿るテレビにおいても、これくらいの水準は維持できているあたり、相場の高さがみて取れます。

ホール・ライブハウス関係|平均年収300万円前後

コンサートホールやライブハウススタッフの年収は、自給性や出来高性の契約社員なども多いことから300万円前後と言われています。

東京都で各種手当を除く月収が大体20万円ほどという統計も出ていることから、一般的な日本の平均年収の420万円から比べても給与が低いことが伺えます。

しかし長年勤めて店長になるなど、ステップアップに従って月給や待遇が上がる可能性もあるようです。

楽器店|平均年収300万円以下

楽器店とはいえショップ店員であり、新卒の初任給こそ平均値であれど、その後の昇給があまり見込めず、業績によっては下がることすらあるようで、結果的には300万円を下回ることもあるようです。

これは楽器そのものの粗利がとても低いため、どれだけ売れても利益が出にくい構造になっていることが原因と言えます。

そのため、自社ブランドを作って少しでも利益を獲得できる工夫をしているのです。

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レコード会社|平均年収400万円から1000万円

レコード会社もピンからキリまであるのですが、ここでは大手レコード会社であるavexの年収をご紹介します。

平均年収は400万円〜1000万円で、役職によってはそれ以上という場合もあるようです。

音楽業界に関わるところはレコード会社だけでなく芸能プロダクションやイベント製作会社、スタジオ、出版社などさまざまですが、どの初任給も20万円を下回ることも珍しくありません。

そこからみても、さすが大手。こうした高水準の年収を得られる企業もあるということです。

音楽プロデューサー関連|平均年収400万円から500万円

どこかのレコード会社に所属している人や、フリーランスで活動している人などさまざまではありますが、それらを平均した年収は大体400万円~500万円と言われています。

これは一般的な会社員と同じくらいで、イメージよりもそこまで高額ではないことがわかります。

これはこれまでの実績や成果に大きな開きがあるためで、人によってはもっと高額になる可能性も秘めている、魅力的な仕事です。

レコード会社の中であれば、営業やアシスタントを経験しながら上り詰めていく人も多いようです。

 

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年収から考えられる音楽業界の特徴

①給与に対して労働時間は比較的長い傾向にある

給与水準は、一般企業の会社員では得られないほど高額になる可能性を秘めているとはいえ、そこまで高くない音楽業界。

それに反して勤務時間は、かなり流動的で過酷であることが多いです。

収録やレコーディング、ロケに絡む撮影などが多く、休日出勤や深夜残業は当たり前になっています。

給与に対して労働時間は比較的長い傾向にある業界と言えるでしょう。

②年収よりもやりがいを求められる人に向いている

給与水準の割に稼働時間が長いにもかかわらず、求人倍率は非常に高いのがこの業界です。

時に新卒の倍率が500倍以上であることも。

これは華やかな世界に対する憧れもあると思いますが、有名なアーティストや大きなフェス、テレビ番組に関われることで得られる大きな達成感に起因しているのではないでしょうか。

自分の関わった仕事が話題になり、SNSで拡散されることは一般企業では得ることができない感動になります。

こうした思いがやりがいや楽しさにつながり、仕事の原動力になっているのです。

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③スキルを身に着けていくことで専門的に働くことができる

いつまでも同じことばかりやっているわけではなく、新たな分野にステップアップしていくことができるのも、音楽業界の面白いところです。

その理由は、関わる仕事の幅が広いということ。

付帯業務だけでなく、レコーディングエンジニアならレコーディングに関するスキルだけでなくスタジオの運営や経営にまで関わっていく可能性も秘めています。

このように可能性が無限に広がり、それぞれがうまくリンクしていることで新たな分野への道が開きやすいのです。

そうして得た専門的な知識を複合して、さらに新たなスキルを身につけることで専門性を研ぎ澄ませていくことができます。

音楽業界の仕事に求められる学歴やスキル

①学歴や知識は企業や職種によって異なる

音楽業界は、基本的に出身大学や学歴などが基礎評価に繋がることは少なく、結果を出して実力で勝負することが多いです。

ただし、大手のテレビ局やメディアをはじめとする上場企業に関しては、大卒以上という入社条件に定めているところもあるため、一概には言えません。

求められる学歴やスキルは、職種や企業によってさまざまであるため、自分の目指すべき道を見定めてからしっかりと調査するようにしましょう。

②音楽に対する熱意や強い関心

給与や手当といった待遇面だけを求めていたのではやっていけないほど過酷であるのは前述の通りです。

そこで重要になってくるのは、誰にも負けない「音楽への熱意と関心」になります。

「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったもので、そうした気持ちがあれば仕事そのものが好きの延長になり、多少のことは気にならなくなってくるのです。

これは諦めているのではなく、「好きなことに関われているのだからそれだけで幸せだ」という考え方から来る、ポジティブな思考そのものと言えます。

③他の職種と連携するためのコミュニケーション能力

音楽業界では一般的な会社員と違い、多くの人たちと関わる仕事です。

相手は同じ職種の会社員だけでなく、全く異業種で、フリーの個人事業主であることも珍しくありません。

それぞれに立場や思いがあり、経験も異なることから齟齬が発生することも少なくないでしょう。

そういうときでも柔軟に対応し、その場を丸く収めて自分の意見を通すコミュニケーション力が求められるのです。

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※平均年収などの情報は、執筆当時のIndeedの平均値や当社顧客データベース情報に基づきます