イベントプロデューサーってどんな仕事?未経験者が活かせるスキルや転職事情とあわせて解説

この記事の監修者

別府
別府キャリアアドバイザー

東京都出身。大学卒業後はアナウンサーを志し、学生の頃からやっていたイベントコンパニオンやナレーター・MCとしてキャリアを重ねる。30代半ばでフリーアナウンサー引退。引退後はイベント運営会社、イベントコンパニオン事務所を経て株式会社エイスリーに入社。
これまでキャリアを重ねたエンタメ業界経験を基に「エンタメ業界支援事業部」チーフアドバイザーとして、エンタメ企業とエンタメ業界への転職を志望される方々のお役にたてるよう、人材紹介をメインに頑張っています。

企画全般の運営管理者?イベントプロデューサーの仕事内容

テレビプロデューサーとイベントプロデューサーの違いとは?

エンタメ業界にはテレビプロデューサーやアニメプロデューサーなど、数多くのプロデューサーが存在しています。イベントプロデューサーもその中のひとつです。

イベントプロデューサーとは、イベントの企画・進行・運営・予算管理、その他イベントに関する全ての内容を管理する総責任者のことを指します。テレビプロデューサーがバラエティや音楽番組などのテレビ番組の企画・制作を行うのに対し、イベントプロデューサーは実際に人が集って行われるイベントを制作しています。

イベント会場の空間をプロデュースしたり、舞台演出を手掛けたりなど、より演出に携わる機会が多いのがイベントプロデューサーです。同じプロデューサーという役職でも制作物によって仕事内容は異なります。

イベントプロデューサーの具体的な仕事内容をご紹介します。

①イベントの企画立案

イベントプロデューサーの仕事は、クライアントのヒアリングから始まります。どのような目的でイベントを開催したいのかを確認し、実際にイベントを企画していくのです。「会社をPRし顧客を増やしたい」や「映画や音楽など、コンテンツのプロモーションのため」など、目的によってイベントの形も大きく変わります。

企画を考える際に最も重要なのが集客数です。イベントの場合、集客率によりそのイベントの成果判断がされるのです。クライアントの意向を確認しながら、「どのようにすれば、より多くの人に関心を持ってもらえるか」「イベントを広めることが出来るか」を意識し、内容だけでなく、ビジュアルのイメージや出演者の選定など、具体的なイベントの演出も合わせて考えていきます。

やり直しが出来ない一発勝負のイベントだからこそ、企画の際に入念な作戦を建てることが必要です。

②イベントプロモーション

企画がまとまったら、プロモーションの準備に入ります。イベントによってはフラッシュモブなど突然行われるゲリライベントもありますが、大概の場合はプロモーションを経てイベントが開催されます。

集客率を上げるためには多くの人にイベントを知ってもらわなければなりません。フライヤーを利用したりラジオで宣伝したりなど、様々なメディアを利用してプロモーションを行います。最近では、若年層に向けたSNSを利用したプロモーションが注目されています。

プロモーション活動では、プロデューサーだけでなくマーケティング担当者や広告代理店と共にプロモーションを行います。どのような目的でイベントを開催するかによってプロモーションも変わってくるので、イベントの規模にあった戦略を考える必要があります。

③イベント開催においてのトータル管理

イベントを開催する際、区民会館や、映画館などの大きな会場を借りることが多く、予想集客数や開催日程などによって利用出来る会場が変わってきます。

また、プリプロダクション(事前準備)はもちろん、当日の機材や出演者の出演料、スタッフの人件費など、多くのお金も必要です。予算によって開催出来るイベントの規模も変わるので、企画段階で大体の予算想定をする必要があります。

プロデューサーと聞くとクリエイティブな職業とイメージする人が多いかと思いますが、実際には予算管理や出演者交渉、スケジューリングなど裏方の管理業務も多く、華やかな仕事だけではありません。企画からイベント当日までの長いスパンで携わる役職なので、一部分だけでなく全体を見渡せるマネジメント能力が必要になります。

 

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未経験者がイベントプロデューサーになるためのキャリアステップ

イベントプロデューサーへの道のり

イベントプロデューサーは、必須となる資格が存在せず、誰でも挑戦できる職業です。規模にもよりますが、イベントには大勢のスタッフが携わっています。社会人だけでなく、学生のアルバイトスタッフが活躍している場合も多いです。学生時からイベント業界に興味がある場合は、実際の現場を体験するために、イベントスタッフのバイトをすることをおすすめします。

イベントプロデューサーを目指す際、広告代理店やイベント制作会社に入社するケースが一般的です。入社後すぐにイベントプロデューサーとして活躍するわけではなく、イベント製作スタッフとして、どのようにしてイベントが開催されているのかを、基礎から学ぶ必要があります。そのため下積み期間は、企画の資料制作や、会場手配・スタッフ集めなどを中心に行い、ある程度経験を積んだ後、イベントの内容や演出にも携わるようになります。

プロデューサーに向くのはどんな人?

プロデューサーの仕事は〇〇と言い切れるものはなく、クリエイティブな業務からマネジメント業務など、幅広く携わる役職です。どちらか偏った能力でなく、バランスよく全体を見渡せる人におすすめの職業です。

また、クライアントや出演者、多くのスタッフをまとめながら制作を進行していかなければならないので、プロデューサーの人柄も重要なポイントです。イベントには予算や会場、開催規模などの様々な制約がつきものです。与えられた条件の中でよりよいイベントにするためには、周囲の協力はなくてはならない存在です。

そのため、自分の理想だけを求めるのではなく、スタッフの意見を汲み取りながらイベントを作り上げていかなければなりません。人と話す機会が最も多い役職なのでコミュニケーション力はもちろんのこと、総責任者であるという責任感を持って、最後まで諦めず仕事に取り組めるような人が向いている職業と言えます。

また、イベントの規模によりプリプロダクションの期間も様々です。時には良いアイディアが思いつかず、不規則な生活になるケースもあるので、体力に自信のある人におすすめの職業です。

未経験でイベントプロデューサーを目指す場合

未経験でイベントプロデューサーを目指す場合も、一般的にはイベント制作会社や広告代理店に入社することからスタートします。学生時代にイベントスタッフの経験があったり、イベントサークルで制作や進行の経験があると、面接の際有利になる場合もあります。

中には、未経験者NGという企業もあるため、応募する際には応募規定をしっかり確認するようにしましょう。また、正社員でなくアルバイトとして募集している場合も多いので、まずアルバイトで現場の基礎を学ぶという方法もあります。ある程度現場を知り、イベント業界に繋がりを作ってから、企業に応募するのもおすすめです。

イベント業界は自分で率先して動ける人が重宝される業界です。自分で考え行動出来なければ、プロデューサーへの道のりは険しいものとなります。下積み時代の頑張りにより評価されるので、少しの困難で諦めない継続力も必要です。

未経験で転職をする際に活かせるスキルとは?

コミュニケーション能力・プレゼンテーション力|クライアントのヒアリング等

イベントにより異なりますが、何人かのプロデューサーがそれぞれアイディアを持ちより、コンペティション方式で企画が決定することもあります。その際、自分の企画を分かりやすくプレゼンする必要があります。

分かりやすい説明とは、詳細を丁寧に伝えることだけではありません。企画のメリットや集客率が高いと予想される理由を明確に伝えられるかがプレゼンにおいて重要なポイントになります。

また、場合によっては企画が決定した後もクライアントと打ち合わせを重ね、内容を検討することもあります。クライアントの意向を尊重するだけでなく、自分自身のアイディアも交渉しなければならないので、プロデューサーのコミュニケーション能力が重要です。

企画力・発想力|イベントをより魅力的なものにするため

イベントは集客率が全てです。企画の段階では魅力的に思えても、参加人数が少なければ失敗という烙印がおされてしまいます。

そもそもイベントとは人と人とを繋げるために存在しています。他人同士でも関係無く、参加者が一体となって楽しめるという点がイベントの醍醐味です。プロデューサーは年齢や性別関係なく、思わず参加したくなるようなイベントを企画しなければなりません。

ひとつの考えに固執してしまうと、なかなか良いアイディアは生まれません。あらゆる面からアプローチをかけ企画のバリエーションを増やし、参加者にどのように楽しんでもらいたいのか、どのような内容を求めているのかをイメージし、形にしていきます。

またマーケティング力も、イベントを企画する上で重要です。元々関心のあった人だけにターゲットを絞るのではなく、トレンドを意識することで、より多くの人の目に留まるようなイベントを企画することが出来るのです。

スタッフと協力しあう調和性|イベント当日や打合せなど

役割の異なるスタッフをひとつの目的に向かってまとめる事も、プロデューサーの仕事のひとつです。

プロデューサーは、一匹狼で黙々と仕事をこなすのではなく、周囲と協力しあって仕事を進めていかなければなりません。制作を進めるにあたり、中には意見がぶつかり合う部署も出てきます。スタッフ間の揉め事も、客観的にみて効率のよいやり方を掲示する必要があります。

自分だけの考えで行動してしまうと、スタッフからの信頼は得られません。そのイベントのリーダーであり統括責任者だからこそ、スタッフの意見に耳を傾け行動することで、お互いに信頼関係が生まれます。一発勝負のイベントには、スタッフ同士の信頼関係が欠かせません。

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